BankART 1929で行われた、川原卓也、関真奈美による作・演出の、演劇/パフォーマンス作品『PJB』のフライヤーをデザインしました。
前作『ピンク・ジェリー・ビーンズ』を拝見していたこともあり、その作品のイメージや制作中のやりとりを伺いながら構造の参考にしました。指示されるものとするものが固定されないような、散逸・循環的な印刷物となるように考えました。ある一時に情報が一同に会するのではなく、裏返す・開くといった動作や、印刷・折りの手順をなぞることの中に、印刷物にしかできないような経験が起きることを目指しました。