官庁街のテナントビルに入居する、日本食の修行を経た店主が営む20席の定食店の計画。
「食堂」のあっけらかんとしたワンルームの雰囲気と、利用するお客さんがもてなされていると感じられる “包まれ感” を共存させることを目指した。

建物の制約上、既存の天井に手を加えられず、柱型・梁型・袖壁を作ることで配線等を納めた。
客席をこの梁型・柱型・袖壁によって3つのゾーンとしてゆるやかに特徴づけた。

椅子は、店主が高校生の頃に通っていた喫茶店から譲り受けたもの。
張地を張り替えて再利用している。

 

食堂ももふく
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